「平和と和解」がテーマ – アメリカと日本の中学生が共に学んだ1日 ディスカバー・パールハーバー・ユースプログラム

1941年12月7日フォードアイランドは、真珠湾攻撃の爆撃を受け、凄惨な戦場と化しました。そして77年後の2018年3月27日、そのフォードアイランドに位置する太平洋航空博物館パールハーバーに、7,000マイル離れた2つの中学校から生徒たちが集いました。当時はお互いを敵国と考えていたアメリカと日本の生徒たちです。

太平洋航空博物館パールハーバーで数日間にわたり開催された『ディスカバー・パールハーバー・ユースデー』は、アメリカ本土バージニア州フェアファックスカウンティのロッキーラン・ミドルスクールと奈良の帝塚山中学校から生徒たちを招待。この生徒たちは様々なSTEM(化学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)のアクティビティを通して、真珠湾の歴史を学ぶと同時に「平和と 和解」という重要なテーマを共に探求しました。

バージニア地区で2012年度ティーチャーオブザイヤーに選ばれたロッキーランの社会科教師ジェイミー・サワズキー氏は、「『ディスカバー・パールハーバー・ユースデー』は、私の学校に於ける歴史のカリキュラムを補完するパーフェクトな体験です。私のミッションは、生徒たちを実地レッスンに従事させ、過去を知ることにより、未来への希望とインスピレーションを得てもらうということです。」と語りました。

STEMアクティビティと博物館の歴史ツアーに加え、ロッキーランの生徒たちは歴史的真珠湾サイトであるUSSボーフィン及び USSアリゾナメモリアルも訪れ、二泊宿泊もしました。
「こうして2つの学校の生徒たちがここに集まれたことを、私たちは本当に感謝しています」と語るのは、太平洋航空博物館パールハーバーの教育部門長シャウナ・トンキン氏。「彼ら生徒たちは第二次世界大戦の歴史と、大戦に於ける科学、テクノロジーの役割を学ぶだけでなく、平和の重要性、異文化に対する尊重と共生の必要性が理解できるようになるのです」

2017年の1年間だけでも、太平洋航空博物館パールハーバーの教育プログラムには、約4万人もの生徒たちが参加しました。また、ディスカバーパールハーバー以外にも、博物館は学校の遠足や社会見学、バーンストーミングツアー、STEMキャンプ、スカウト・プログラム、一般向けプログラムなど、博物館の格納庫を背景に、本物の社会勉強を提供しています。

2018年5月23日更新