航空カメラの見た第二次世界大戦 -Part 1-

2017年12 月28日更新

こちらの驚きの写真は、第二次世界大戦中にどのように航空写真が撮影されていたかを示すものではありませんが、この写真に写っている人々は全員ユーティリティ部隊 VJ-1に所属していた本物のフォトグラファーです。

Figure1 : 真珠湾の中隊VJ-1からの航空写真家

フォードアイランドの周囲に停泊する戦艦の真珠湾攻撃前と後の写真も、格納庫37をベースに活動していた彼らが撮影したものがほとんどです。ユーモアの効いたこの修正写真は、VJ-1がクリスマスカード用に作成したもので、彼らがいつも搭乗していたグラマンJ2F“ダック”といつも使っていたカメラが写っています。

Figure 1のカメラは、大戦中多岐に渡り使用されたアメリカ製の航空カメラ「フェアチャイルドK-17s」です。これらのカメラには、一コマがおよそ9インチ四方、一巻きがおよそ200〜300フィートという巨大なネガフィルムが使用されました。このフィルム1本で、250〜300枚の写真を撮ることができます。航空写真のように高度からの撮影の場合、焦点距離に代わるものがありません。K-17sのレンズは、6インチ、12インチ、24インチの焦点距離が使用でき、これらのカメラで撮った写真は驚くほどハイクオリティです。

Part2へ続く