復元格納庫

ハワイの真珠湾の中心に位置する太平洋航空博物館のフォードアイランドは、歴史的に米国でも有数の重要史跡として知られてきました。博物館を収容している格納庫は、1941年12月7日に日本帝国海軍の奇襲を耐えしのいできました。この奇襲は、米国の第二次世界大戦参戦の引き金となりました。

格納庫79は、床面積0.8ヘクタールを誇り、両端にそびえ立つ扉の青いガラス窓には、今でも、日本軍の攻撃による弾痕が無数に残っています。戦時中、ここは管理およびエンジン修理施設であり、真珠湾を基盤とする、または、最前線に向かう途中に立ち寄った兵士、爆撃機および哨戒機で溢れていました。

博物館は、2006年2月に初めてこの地を利用するようになって以来、航空機復元および展示物建造施設として格納庫79を利用してきました。ここには、今後展示されることになる、希少価値の高い航空機がずらりと揃っています。2007年には、マイクおよびキャロルのシーリー夫妻が博物館を訪れ、展示物への資金提供を申し出て、軍用航空を専門とする保守管理者雇用に大きく寄与しました。結果として、格納庫79部分は第二次世界大戦時の状態に復元されたのでした。ここを訪れると、現代の復元作業を見学できるばかりか、1940年代の整備班の技術や物語の対話型プレゼンテーションに参加することもできます。

格納庫79の一面として、復元場所を設置するのにぴったりの場所として存在してきたことが挙げられます。当時の大型の工具“クリブ”は現存していますが、再び利用可能な状態にする必要があります。当時のありとあらゆる照明設備や窓ガラスは現存していますが、修繕する必要があります。壁は、建造された当時の色で塗り直されて、工房全体が、当時を忠実に再現するかのように、空気動力工具用途としての空気配管やレギュレータにて配線変えおよび設備変更がなされました。工場内のすべての機械設備が米国製のもので修繕される計画が決定済みです。

見過ごしてはいけないものとして、復元格納庫の舞台裏をご覧いただける飛行士ツアーが挙げられます。ここでは、F15スクリーミングイーグルやF-14トムキャットといった航空機を見ることができます。是非、航空機製造の知識を深めましょう。館内のガイドに促されたら、リベットを飛ばしてみて、「リベット・ロージー」をお土産に持って帰りましょう。

海軍大尉テッド・シーリー復元工房

海軍大尉テッド・シーリー復元工房における現在のプロジェクトは、戦争末期にフォードアイランドを実際に拠点としていたスティンソンL-5Eです。太平洋で大規模に利用されていたこの独特の航空機は1945年7月に製造されましたが、ハワイ到着時、最前線に送り込むには時すでに遅しでした。ここに保管されているのは、飛行士を担架で運ぶことのできる救急用航空機です。