歴史

博物館の歴史

フォードアイランドは、ハワイのホノルルにある真珠湾の中心という戦略的な立地にある面積173.2ヘクタールの島です。1913年に、ホノルルおよび真珠湾の防衛飛行場として利用する目的で米国陸軍に購入され、第一次世界大戦中に戦死を遂げた陸軍飛行士のフランク・ルーク大尉を称えて名付けられました。1923年に米国海軍が真珠湾海軍基地から飛行活動業務を移すまでは、陸軍航空隊による飛行が島唯一の人的活動でした。1930年代に技術が進化、および飛行機がより強力かつ性能向上するにしたがい、この小さな飛行場は統合飛行活動を実施する航空機で過密状態となり、いささか危険を伴うようになりました。そして、ついに陸軍は飛行活動業務を、新たに建設された、より広いヒッカム基地に移管することを決定して、フォードアイランドは完全に海軍の管轄するところとなりました。

1941年、米国太平洋艦隊の船舶がフォードアイランドを包囲しました。12月7日の日曜日に沖合に係留していた船舶には、米国最大級の艦隊船舶も含まれており、洋艦デトロイトやローリー、水上機母艦タンジール、ならびにネバダ、アリゾナ、テネシー、ウェストバージニア、メリーランド、オクラホマおよびカリフォルニアから構成される7戦艦の姿もありました。また、飛行場や格納庫は海軍の哨戒機や偵察機で埋め尽くされました。いつもならフォードアイランドに停機するおびただしい数の艦載機が、運命の朝には、海上で演習を行なうため、航空母艦の上に停機していたのでした。